天清浄(てんしゃうじゃう) 地清浄(ちしゃうじゃう) 内外(ないげ)清浄(しゃうじゃう) 六根(ろっこん)清浄(しゃうじゃう)と祓給(はらひたま)ふ 天清浄(てんしゃうじゃう)とは天(てん)の七曜(しちよう)九曜(くよう)二十八宿(にじうはっしゅく)を清(きよ)め 地清浄(ちしゃうじゃう)とは地(ち)の神(かみ)三十六神(さんじうろくしん)を清(きよ)め 内外(ないげ)清浄(しゃうじゃう)とは家内(かない)三宝(さんぽう)大荒神(だいこうじん)を清(きよ)め 六根(ろっこん)清浄(しゃうじゃう)とは其身(そのみ)其体(そのたい)の穢(けがれ)を祓(はらひ)給(たまへ)清(きよ)め給(たま)ふ事(こと)の由(よし)を 八百万(やほよろづ)の神等(かみたち)諸共(もろとも)に 小男鹿(さをしか)の八(やつ)の御耳(おんみみ)を振立(ふりた)てて聞(きこ)し食(め)せと申(まを)す