ソロモン神殿の愛

運命の輪を回す
スピリチュアル・トータルコンサルタント
真善美(ますみ)です^^

2018年5月14日は
イスラエル建国70周年となり
それに伴い
米国大使館をエルサレムに移し
エルサレムを首都する動きがありますね。

2017年9月
ユダヤ暦の新年となる
ローシュ・ハッシャーナーに
訪れたイスラエル紀行をアップしています。

ぜひご覧くださいね^^

今までの記事はこちら

イスラエル聖地巡礼その1 受胎告知のナザレと奇跡のガラリヤ湖編

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イスラエル聖地巡礼その2 キリストとマリアの物語ガリラヤ湖編

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イスラエル聖地巡礼その3 クムラン遺跡の死海文書と死海編

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イスラエル聖地巡礼その4 世界最大の聖地エルサレム編

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今回は
ユダヤの歴史や
嘆きの壁での所作などをお伝えしますね^^

なかなか
ここ日本では
ユダヤの歴史や
ユダヤ教のことに触れる機会もなく
身近にもいない・・・ということもあり
せっかくなので
私らしい形で
お伝えできればと思います^^

目次

ユダヤについて

ユダヤの歴史は
聖書から始まります。


嘆きの壁にも
ヘブライ語の聖書が
このように並べられています。


敬虔なユダヤのからは
椅子に座って
このように
聖書を唱えていらっしゃいました^^

なぜなら
彼らにとって
聖書で描かれていることこそ
神聖なるユダヤの歴史であり
そこには
彼らが
弾圧や迫害された歴史だったり
国を持つことへの希望だったり
ユダヤ人としての誇りだったりと
彼らが
生きるための指針としてきたからです^^

日本人として
この日本に生きていると
日本人としてのアイデンティティを
問われることはないですよね?

でも
彼らには
聖書にあるように
神から与えられたカナンの地を
さまざまな争いで追われたり
奪われたりされた歴史があります。

イスラエルという国は
ユダヤ人にとって
守るべき象徴となっているわけです。

私としては
どの国も
どの人種も
どの宗教も
どんな形であれ
尊重されるべきだと思いますし
今ある状況が
もっともっと
愛ある形に
変わっていけばいいなーと思っていますが

特に
パレスチナ人としての立場では
ユダヤ人は厄介な存在として
映し出されてしまうのですが
逆に
彼らのように
今までの歴史を受け止め
力強く生きているのは
学ぶべきところが
たくさんあると思います^^

話は長くなりましたが
そこの部分を踏まえて
ユダヤの歴史を紐解いていきたいと思います^^

ユダヤの歴史について

ユダヤの誕生は
旧約聖書でおよそすべて描かれています。

アダムとイブに始まり
エデンの園
ノアの箱舟は有名ですよね^^

私としては
このノアの箱舟で
生き残ったノアの子孫が
イザナミとイザナギではないだろうか?と感じています。

イザナミとイザナギを解読すると
「アナギム」という言葉となり
古代ヘブライ語では
聖書の「アナキム」に相当し
天より地に下りし者となるのだそうです。

さらには
大陸から渡ってきた
ユダヤ民族が
この日本にたどり着いて
平安京を作ったともいわれています。

このように
いろんな説が尽きないくらいに
日本には
ユダヤとのつながりを感じさせる伝説や
場所が多く存在します。

ユダヤの偉大なラビは
(キリスト教でいう神父様のような方)
名が”アキバ”とおっしゃいますし
(偶然にも秋葉原のアキバ?)
何か日本を髣髴とするお名前ですよね^^

ちなみに日本では
このような
”日ユ同祖論”がありますが
そもそも
日本のことを知らないユダヤの方が多いので
ガイドさんにも聞いたら
知らないといわれてしまいました・・・^^;;

まあ、話は戻して
ざっくりと年表を^^

紀元前17~6世紀-聖書時代
アブラハム、イサク、ヤコブ(ユダヤ民族の族長)がイスラエルの地に定住。
飢饉により、イスラエルの民はエジプトへの移住を余儀なくされる。

紀元前13世紀頃
出エジプト
イスラエルの民はモーセに率いられてエジプトを脱出、シナイ砂漠を40年間流浪し、
その間にシナイ山で十戒などのトーラー(モーセ五書)を授かる。

※エジプトでは奴隷のように扱われたことで
今でも多くのユダヤ人はエジプト人をよくは思っていないようです^^;;;
(エジプト人としてはイスラエル人を難民として受け入れたのではとおもうのですが^^;;)
なので、絶対にイスラエルでユダヤ人にエジプトへ好感をもつようなことは
いわないほうが賢明でしょうね^^;

紀元前13~12世紀頃
イスラエル民族がイスラエルの地に定住

紀元前1000年
エルサレムがダビデ王国の首都となる


当時はこのようでした

紀元前960年
ユダヤの民族的精神的中心をなす第一神殿をソロモン王がエルサレムに建設

紀元前722-720年
イスラエル王国がアッシリアに敗北し、10部族が追放される(「失われた10部族」)

※ちなみにこの失われた10部族のカド族が
日本へ渡来したのでは?という説があります。
天皇をミカドというのは
このカド族から関係しているのでしょうか・・・?

この後
ユダ王国がバビロニアに征服されるとエルサレムと第一神殿が破壊され、大半のユダヤ人が捕囚される。

イエスが産まれるまで
数回の神殿建設と破壊、ローマ軍の支配などがあります。

以下ちょっとざっくりと・・・・

691年
アラブ制服により岩のドーム建設されます。

1099年
十字軍時代となります。

20世紀
第一次世界大戦
ロシア、ウクライナなどにいた
ユダヤ人たちが迫害されたのをきっかけに
シオニスト運動がおこり、
共同体キブツをつくり
現在のテルアビブに移り住む。

第二次世界大戦
欧州でホロコースト

1948年
イスラエル建国

こうみると
ユダヤ人は
本当にいろんな歴史を歩んできたと感じますね。

隣国はイスラム教徒が多く
シリアやレバノン、トルコにいる
クルド人などは
ユダヤ人と同じく
国を持たない民族がいます。

中東の歴史は
そのまま
民族の歴史でもあるわけですね・・・。

ユダヤの風習について


敬虔な(超正統派)ユダヤの方です^^

黒ずくめの服に、山高帽
ひげを伸ばし
もみあげをカールしています。

これらには
意味があって
彼らはメシア(救世主)を待望していて
そのためにも
戒律を守秘するということなのです。

カールしたもみあげは
ぶつぶつと聖書の一説を口ずさみながら
くるくるしています。


ちなみに
女性の場合
カラフルな服を身に着けず
スカートはくるぶしより少し上か
ひざより下で
地味な身なりをしています。

肌や髪をなるべく露出せず
結婚した女性は
頭にネットのような帽子などつけています。

彼らは
寄付で生活してるので
それをよく思わないユダヤ人もいて
イスラエルには
そのあたりの問題もあって
ちょっと複雑だそうです^^;


小さな男の子や
そこまで敬虔ではない(正統派)ユダヤ人は
神のご加護があるように
キッパという
丸い小さな帽子を頭にのせます。

嘆きの壁でも
男性は必ずキッパを着用するよう用意されています。

ユダヤの結婚について

私の泊まったホテルは
ユダヤの方の集会所のような場所になっていて
ちょうど祈りのための
たくさんの方がいらっしゃいました。

ロビーでは
なんとお見合いがなされていて
若い女性は美しく化粧しており
(普段は女性は化粧っけなしです^^;)
初々しく
男性と話しており
お酒を飲んでいました^^

一応
お見合いでは
気に入らなければお断りできるようです^^

ユダヤ人家族は
すごく子だくさんで
平均でも5,6人だそうです。

大家族ですねー^^

見かける
子どもたちは
どの子も
とってもかわいかったですよ^^

ただし
彼らは
むやみに話しかけられたり
写真を撮られることが嫌いなので
(戒律に反することなのでしょう)
写真を撮らせてくださいとは
頼みずらいので
写真がないのが残念です^^;

ユダヤの食事について

ユダヤには
食事にも規律があります。

コーシェル(コーシャー)とよばれ
イスラム圏なら
ハラールににていますね^^

旧約聖書のモーセ五書(モーセが書いたと言われた最初の5巻)の、
「出エジプト記」「レビ記」「申命(しんめい)記」に、モーセが神のことばを伝える形で食物規定が記されている。
三つの書の言うところは重なっている部分が多いので、整理すると、
「ひづめが分かれ、完全に二つに割れており、しかも反すうする動物は食べることができる。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章6節)。「いのしし。これはひづめが分かれているが、反すうしないから汚れたものである。これらの動物の肉を食べてはならない。死骸に触れてはならない。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章8節)。
「水中の魚類のうち、ひれ、うろこのあるものはすべて食べてよい。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章9節)「しかしひれやうろこのないものは、一切食べてはならない。それは汚れたものである。 」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章10節)(よって、エビ、カニ、イカや貝類はだめとなる。また、当時鱗がわからなかったウナギもだめとされてしまった。)
「清い鳥はすべて食べてよい。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章11節)。鶏は食べてもいいが食べてはならないものはカラスの類、ダチョウ、カモメ、こうのとり、こうもりなと゜とされた。
「死んだ動物は一切食べてはならない。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章21節)。(すべて一定の方法で人間が屠ったものでなければならない)
「あなたは子山羊をその母の乳で煮てはならない。 」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」14章21節)。
「あなたの神、主が与える祝福に従って、欲しいだけ獣を屠り、その肉を食べることができる。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」12章15節)。「ただ、その血は断じて食べてはならない。血は命であり、命を肉と共に食べてはならないからである。」(日本聖書教会『聖書 新共同訳』「申命記」12章23節)。

カシュルート(食物規定)より

つまり
ポーク、海老、イカ、カニ、貝類はだめ
肉料理の時はチーズ、乳製品がない、一緒に調理しない
流し台や食器も、肉をあつかうものと、乳製品をあつかうものを分けるなどなど

朝はヨーグルト、チーズ、パン、ドライフルーツ
そして、酢漬けの魚があります。

昼、夜は
ラム肉、ビーフ、チキンなどの煮物料理や揚げ物料理。


例えば
こんな感じの食事でした^^

野菜などの前菜には豆が入った料理が多く
とてもヘルシーだと思います^^

肉は油も落とし血抜きされたもので
味付けは非常にあっさりとしていて
くせはなく食べやすいと思います^^

ワインは本当にとてもおいしかったです!

安息日(シャバット)について

金曜の日没から土曜の日没までを
安息日(シャバット)といって
ほぼすべてが休みとなります。

働いてはいけないんですね^^

公共のバスや電車はもちろん
レストランや商店も店を閉め
国境も閉鎖されてしまします。

ホテルも自動エレベーターになっていました^^

嘆きの壁について


エルサレム旧市西境の城壁の一部で
ユダヤ王ヘロデの時代に改築され、
紀元70年にローマ軍によって破壊されたエルサレム神殿です。

中世あたりから
この聖なる都の滅亡と神殿の荒廃を嘆き、
その回復と復興を祈る風習が始まったといわれています。

ちなみにこの壁の裏手には
ユダヤの神学校があります。


こちらが嘆きの壁です。
いるだけで神聖なエネルギーを感じます。

祈りの場というのは
たくさんの願いが形になるので
つきあがるような
そして
天に届くエネルギーを感じ
本当にすごかったです^^

嘆きの壁の所作について


こんなふうに
たくさんの方々が
祈りをささげているのです^^


入り口は
男女に分かれており
手前には
日本の神社と同じく
手水のように
手を洗う場所が設けられています。

ますは
ここで手を洗いましょう。

順番も
決まっていて
左に水差しを持ち
右手にかけます。
そのあと右手に持ち替え
左手を洗うのだそうです。

だいたい
この順序も手水と一緒ですよね^^

では
壁に向かいましょう。

私はスカーフを持って行ったので
髪を隠すようにして
壁の近くまでいきました^^
(なるべく肌や髪を隠したほうがよいようです)

ユダヤの新年に近いこともあり
かなりの人が祈りをささげているので
壁まで近づくのが大変でした^^;


このように
壁に手をついたり
額を付けて
祈りを捧げます。


壁には
ヒソップが育ち
鳩も止まっていて
平和な美しさ
そして
魂の浄化を感じました^^

この神殿の一部が
破壊されることなく
未来永劫
この国の
平和とともに残されることを
真剣に祈りました。

壁には
お願いの紙が
たくさん詰め込まれていましたよ^^

さて
お参りが終わったら
背を向けることなく
そのまま
後ずさりして
先ほどの入り口までいきましょう。


出口には
このように
巨大なメズーザー(門柱)が飾られています。

これは
ホテルのドアの右上にも設置されており
この箱の中には
礼拝文などを戒律にのっとり
書かれた羊皮紙が入っていて
出入りするときに
右手を触れて
お清めをするという意味があるようです。

私も箱を空港で購入して
中身は
残念ながらプリントしたものなのですが
部屋のドアに飾っておくと
浄化の効果あるように感じます。

最後に・・・
平和とは
きっと
平和を祈る人
そして
希望を持ち続ける人がいることなのだと
感じました。

転生して
こんな風に
日本に生まれたこともまた
ユダヤの
このイスラエルという国を
豊かに感じるために
必要だったのかもしれませんね^^

次回
イスラエル聖地巡礼番外編 エイリアンと人類誕生。奇跡の物語
に続く

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