ようやく
「借りぐらしのアリエッティー」観てきました^^
平日だというのに
映画館はほぼ満席で
もちろん
夏休みということで
学生さんが多いのですが
老若男女
年齢層はけっこうばらばら・・・
ジブリ作品の人気の高さに
まだまだ日本人は捨てたもんじゃないなー
なんて思いました^^♪
イギリスの女流作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を、
スタジオジブリが映画化したもので、
ある古い屋敷の下で暮らす、14歳の小人の少女アリエッティと
病気療養のために母の育った古い屋敷にやってきた12歳の少年・翔のお話。
7月17日公開という事ですが
この
717もとっても意味のある日なのです^^
7月17日は、
アララト山にノアの方舟が漂着した新たな時代の始まりの日
ということで
新たな始まりの日でもあるのです。
さて
感想は・・・・というと
ネタバレしてしまうので
内容はいいませんが・・・
また観たい!!!
です^^
小さいころに夢見た
小人や妖精たちが
実際に人間の暮らしに馴染んでいたら
こんな感じなんだろうなーって思うシーンがたくさんあり
ラストシーンには思わず涙・・・。
ポニョもとってもよかったのですが
こちらのアリエッティは
どちらかというと
大人向け(ほんとの意味での大人ね^^)の淡い初恋物語という感じがします。
この作品は
大人な子ども
子どもな大人が出てきます。
それはこのご時世にもけっこう反映する部分なのかもなー
なんてしみじみ感じてしまいます。
ちなみに
12歳と14歳という設定も
微妙な年頃で
心理学的にも
意味があるんですよねー^^
さて
テーマとしては
人間以外の存在と人間がどのように共存していくのか?
死と生についてかな?と思います。
何の役にも立たない生き物でさえ
そこに存在する意味があるということ
それは
人間とて同じこと・・・。
あらゆる存在を脅かし
環境を破壊して生きる人間に与えたものは何か?
きっと
どんなことがあったとしても
人は人として生きていかなければならない。
そして
それはどんな存在にも言えることなのでしょうね。
人間にみつかってはならない・・・
それが
小人は小人としての生き方なのです。
そして
死に近い人間がほとばしる生を感じて
そのエネルギーを称えること
この辺は
押井守作品の「スカイ・クロラ」にちょっと共通している感じがします^^
この作品には、
キルドレという
思春期を過ぎてから成長が止まり、永遠に生き続ける存在が登場しますが
死に対する諦めの中から
生に対する憧れが出てくるというもの。
永遠に繰り返される中で
希望を失うことではなくて
ひとつの勇気から
たくさんの愛を受け取ることを知るという物語です。
翔のなかに芽生えた「愛」から
生きるという勇気を与えてくれた
ということなのです。
感想はそれぞれだと思いますが
最近のジブリ作品は
かなりスピリチュアル的要素が強いので
つまらなかった
わからなかった
という方が多いのも残念ですがしかたないかなーと思います。
でも
このセシル・コルベルさんの曲で
ファンタジーを感じてもらいたいなーなんて思っています^^
I’m 14 years old, I am pretty.
元気な小さいLady
床下にずっと借りぐらししてたの
時にはHappy 時にはBlue 誰かに会いたい
風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花届けたい
向こうは別の世界 ほら蝶々が舞っている 私を待っている
そう、変わることの無い 私の小さい世界 嫌いじゃないの
でもあなたを もっともっと知りたくて
喜びと悲しみはいつも折り混ざっていく
風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花届けたい
向こうは別の世界
ほら蝶々が舞っている あなたを待っている
太陽の下で 花に囲まれて あなたと日々過ごしたい
この想いを胸に 新しい世界へ 私らしく生きる