コスミックコンバージェンズ
カール・ヨハン・コールマン博士からの呼びかけです。
Oneness・Happiness Archives
https://sites.google.com/site/onenessarchives/home/cocmicconvergence-1
より引用転記
以下
本稿を執筆している2011年7月31日は、第9サイクル第5昼の始まる日であるとともに、全てのサイクルが完了してマヤカレンダーが終了する2011年10月28日が急速に近づきつつある。まだ3つの「昼」が残されているが(通常の数え方で3ヶ月以上である)、第9サイクルが進むにつれて、統合意識への変容に向かう高い周波数の現れが激しくなっている。私たちは、誰でもこの最終的な変容がどのように顕れて来るかをイメージしてはいるが、その詳細については、正確なことは誰にもわからない。私たちは、患者をどのように扱うのか予想できない(宇宙という)医者の待合室に座っているようなものなのである。
第9サイクルのシフトポイントの全体で、さまざまな創意に満ちたイベントが計画され、そして、それは最高点に向けた第7昼のミッドポイント(2011年10月21日)、終了点(2011年10月28日)ばかりでなく、2011年11月11日(グレゴリオ暦の11:11:11)にも計画されている。後者の日付はマヤカレンダーではなく数秘学に基づくものだが、マヤカレンダーによって意味を深められるとともに、それは、”終わりの時間”を通過して、その後の新しい世界の創造を祝う日なのである。私は、シフトポイントのこのような創造的なセレモニーを奨励するし、とりわけ、それらのイベントがマヤカレンダーの本当の意味と、さまざまな「昼」と「夜」を、より広く人々に理解させるものであるように願っている。だが、私たちが、今、ここで特に取り組まなければならないイベントの必要性を、とりわけ強調したい。プロセスのこの側面のためには、第6夜の始まるシフトポイントに、十分な注意を向けておく必要があるのだ。それは、第6夜が始まる2011年9月23日からの数日は、マヤカレンダーのエネルギーシフトが収斂する時であるとともに、エレニン彗星が地球と太陽の間を通過するからなのである。(もちろん秋分のセレモニーを加えてもよい。)
このエレニン彗星は小さな彗星だが、インターネットで絶大な注目を集め、時には大なり小なりの恐怖を伴う予言と関連づけられている。そのEleninという名前からして、「絶滅レベルのイベント(Extinction Level Event)、El +Lenin(神+反資本主義革命)、Ellen In(光を意味するEllen、Helen、Elaineといった人名)、またはEl enin(神+9つのアンダーワールドの神性の計画の完了)など、さまざまに読み替えられている。だが、私たちが実際に知っているのは、この彗星がマヤカレンダーの終了する2011年10月28日とシンクロしているということだけだ。このように、ユニヴァーサルアンダーワールドとも呼ばれる第9サイクルは、以前にはなかったやり方で、人生に宇宙的な広がりをもたらすのだ。言い換えれば、ユニヴァーサルアンダーワールドにおいては、人類は宇宙の市民なのだ。意識のシフトによって、地球外のあらゆる出来事に興味を深めるようになったのだ。だが、おそらく、このシフトは主に私たちの宇宙における起源への関心を強め、そして、コスミックコンバージェンズは、第6夜の始まる時に、この体験を十分に満たしてくれることだろう。このように、ここでの「コスミック」という言葉は、それに付随する知性と相まって、マヤの文脈においてはより深い意味合いを帯びている。
私は、マヤカレンダーが真に宇宙的で、そして神性が定めた時間計画の表現されたものであることを、強調しすぎることはないと思う。マヤカレンダーを通して、神性の時間計画が目的を持ち、そして慈悲深いことが知られるのである。このカレンダーが7つの昼と6つの夜からなるサイクルによって発展する神性の計画を記述していることを認識できないならば、絶望や、世界の終末という信念に陥る危険がつきまとうことだろう。(神性の計画との繋がりを欠くために、マヤカレンダーが終わるのは2012年12月21日であるという誤ったポップカルチャーは、しばしば終末思想と関連づけられるのである。)
マヤカレンダーに記された計画が神性に裏打ちされたものであるために、宇宙で起こることには偶然など一つもないことが明らかになるのである。あらゆることが、宇宙計画の目的を成就させるための役割を担っているのだ。私たちがたとえ困難や挑戦に直面しつつあっても、それらは意味を持っているのだ。このような視点からすると、第9サイクルの第6夜の始まるときと第7昼に、エレニン彗星の出現を通じて、神は私たちに何を語りかけようとしているのかという疑問が生じるだろう。結局、彗星は、”終わりの時”に、私たちに語りかけようとしている神の言葉の一つなのだろう。
もうひとつ、第9サイクルの、とりわけ第6夜と第7昼について分かっていることは、図1に示したとおり、これが統合意識へ向かう極性のシフトをもたらすということだ。そうすると、エレニン彗星は、この最後のシフトのメッセンジャーと見なせるかもしれない。今日では、エレナ・ブラヴァツキーやエドガー・ケイシーなどのサイキックによって、ポールシフトが差し迫っているという情報がもたらされている。だが、ほとんどの地球科学の専門家は、近い将来にポールシフトが起こる根拠はないと述べている。おそらくは、ブラヴァツキーもケイシーも、マヤカレンダーの異なるサイクルがもたらすシフトに馴染んでおらず、そしてそれを表現する言葉がなかったために、彼らは単に誤ってそのようなシフトを地球の電磁気的なシフトだと述べたのだろう。このような解釈を支持する例としては、ケイシーは2000年にポールシフトが起こると予言した。実際には地球のポールシフトは起こらなかったが、しかし、1999年にマヤカレンダーの第8サイクルが活動を開始したことによって、意識極性のシフトが起こったのである。ケイシーがトランス状態で見たのは、この意識極性のシフトだったのだろう。彼はそれを地球のポールシフトと間違えたのだ。
Time of activation
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(Fig. 1) Different polarities of consciousness created by the five highest waves of the Mayan calendar.
意識極性のシフトは、マヤカレンダーのシフトポイントにおいて、全宇宙、銀河系、太陽圏、惑星、人類など、宇宙のさまざまなレベルで共時的に起こるのだ。現在の第9サイクルでは、統合意識を創造するシフトがもたらされる。そうすると、私たちは、個人としてこのシフトに関わり、私たちの心からあらゆる闇のフィルターを取り除くには、どうすればいいのだろうか。結局は、自分自身を変容させる直接の力を持っているのは私たちだけなのだ。それは、偉大なインドの指導者で賢人のマハトマ・ガンジーの言葉に表れたように拡がるのだろう。ガンジーは、「あなたが世界に望むような変化が起こるだろう(“Be the change you want to see in the world.”)」と語っている。
コスミックコンバージェンズにとって、これは何を意味するだろうか?マヤカレンダーの法則では、サイクルの夜と昼のエネルギーは、内面の準備と外部への表出として相互に関係している。このことは、9月23日から始まる第6夜と10月11日から始まる第7昼の、全創造スキームの最後にあたるエネルギーのペアには、とくに当てはまることだろう。このエネルギーの交替は、第6夜が私たちを祈り、黙想、瞑想などに向かわせ、反対に第7昼は、第6夜に培われた内面の変化を顕在化させるグローバルなセレモニーへと向かわせることだろう。聖性に基づく儀式や祭式は、私たちの再構成された内面の情景を外に向けて表現する上で、大いに役立つことだろう。
The ninth wave
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(Fig.2)
This diagram indicates the motion of the “wave” of energies belonging to the ninth wave and the related dates as to when these come into play. The relationships of the comets Honda and Elenin to the Seven days and six nights of the Ninth wave of the Mayan calendar. A is the comet Honda’s closest distance form the Earth. B shows the time of passage of Elenin between the sun and the earth and C is its closest distance to the Earth.
エレニン彗星は、図2のBの時点に、遍在する宇宙的な知性にエゴを明け渡すように、そしてそれが統合意識へ向けた極性のシフトに参与できる最後の機会になると、私たちに警告しているように思える。この統合意識は、ワンネス、あるいは神意識と呼んでもいいだろう。これはまた、”2012年問題のエキスパート”は言うに及ばず、今日の進化論的なリーダーたちの統合性が試されることになるだろう。エレニン彗星は、マヤカレンダーやそこに表された神性の計画を知らない多くの人々にとっても、最後のウェイクアップコールに聞こえることだろう。結局、第6夜は、この最終サイクルがもたらす極性のシフトに備えて私たちが内面に沈潜できる、最後のエネルギーの期間なのだ。第7昼が始まれば、新しい極性が顕在化し、その最後の仕上げが行われるのだ。
2011年9月23~26日のコスミックコンバージェンズが、これまでのイベント、たとえば同じく統合意識への希求を意図した2010年7月17~18日のコンシャスコンバージェンスと異なっている理由は、この最終局面の性質によるからである。コスミックコンバージェンズでも、この統合意識への希求に努めることは必要である。これは、神性と繋がり、内省と魂の昇華(soul searching)を行うときなのだ。神性との繋がりは、集中した祈りや、そのほかのスピリチュアルな実践を行うことで達成できる。宇宙計画と調和し、その意識極性のシフトと調和するために、私は次のコミットメントをコスミックコンバージェンズの基本にするように提案したい。
(1)一貫して神性の導きにコミットし、私たちのエゴによって行動や人生の方向を惑わされないようにすること。
(2)私たちの内なる闇からの独立を宣言する。それには、他者の闇と戦うために、自己の闇を用いることを正当化することすらも、手放すことである。http://www.youtube.com/user/forunity#p/u/2/pkVHYQF
L2Xk (私は、内なる闇とは、永遠の何かしらの暗い力ではなく、図1に見られる低いサイクルに起因する闇のフィルターによるものだと理解している。)
このように、コスミックコンバージェンズは、本質的に私たち一人一人が世界にどんな変化を望むのかを、はっきりとさせることなのだ。私たちが過去に準備をしていなければ、これは極めて不愉快なものになることだろう。これは、この惑星上の他の人々や力の情勢を非難する行事ではない。それは、個人的に責任を負うことなのである。そこでは、私たち自身の内に沈潜し、私たち一人一人が、他の人々や地球の自然を傷つけてきたことを見つめなければならない。私たちは、この世界の暴力や戦争への不満を口にせず黙ってしまうことや、あるいは、その脅威を、自然な状態だとして、慣れてしまっている。それでも、密かに他者を非難したり、ただ「そんなものさ”the way things are”」と見守りながらも、不平を言っていることが一つある。そして、私たち一人一人が、どれほど世界を悪くする選択をしてきたのかを、まったく異なった見方をするのだ。ここでのアイデアは、私たちの人生におけるそのような実例と選択を検討しながらも、罪悪感にとらわれず、むしろ行動の矯正を通して癒しへの道を見つけ出すことなのだ。なぜなら、私たちは、ほとんどの場合に、この惑星上の出来事についてのどんな個人的な責任も、抑圧されたり無感覚になっているので、私たちは、過去のそのような実例を思い出すために祈らなければならないだろう。そのために、もしも私たちが本当に自分自身に極性のシフトを実現したいと望むのならば、そして、たとえばその上にできるコミットメントを抱擁したいと思うのであれば、私たちが過去にそのようなコミットメントと共に生きることにどれほど失敗してきたかを認識し、魂の昇華を行うことが必要である。もしそうしないならば、私たちは闇のフィルターに支配され続け、極性のシフトは成就しないだろう。
このように、コスミックコンバージェンズは統合意識への変容に責任を負い、そのために献身する参加者のためのものである。もちろん、これは困難な仕事に見えるだろう。だが、私たちが自分自身で統合意識へのシフトをやらなかったら、いったい誰がやるというのだろうか?コスミックコンバージェンズは、少なくとも、私たち自身が引き返すことなく意識極性のシフトに向けて献身するための機会を提供するだろう。そのような責任を持って生活することは、すぐには難しいだろうけれども、真剣に受け止め、熟考することによって、新しい世界への適切な導きという力強い結果が得られるだろうし、そのような統合意識の実現に向けて真剣に責任を負うことが、まさに必要なのだ。
私自身は、この時にはマヤとホピの長老たちと一緒にフランスで平和の祭典に参加する予定だ。 (http://www.lothlorienfestival.com/EN)  そこで、私たちは瞑想することにしている。その内面的な性質のために、コスミックコンバージェンズは、一人で行うか、あるいは安心して体験を共有できる小さなグループで実行するのが理想的だろう。私は、過去と私たち自身への内省と癒しの雰囲気の中でプロセスを進めることをお勧めしたい。そして地球全体を覆うコスミックコンバージェンズの集合的なエネルギーの上に、矯正を与えるのだ。
聖なる責任を定めるために、誰もがロウソクの光を用いるのがいいだろう。コスミックコンバージェンズへの参加は、個人であれグループであれ、もちろん、それぞれの表現方法を用いればよい。しかし、統合意識への変容に向けたコミットメントは、誰もが行わなければならない。コスミックコンバージェンズでは、私たちが求めるものが何であれ、それに委ねなければならないのは私たち自身なのである。コミットメントを実現する上で、エレニン彗星の出現は、このイベントを宇宙的な次元へと自然に結びつけるし、同時に、私たちに、人類共通の運命を経験させてくれるだろう。この大きなスケールの文脈において、私たちは、統合意識へと向かう極性のシフトを実現していく必要があるのだ。このようなことを行う人は、誰でも、大きく変わり、そして周囲の人々に、光と希望を広げることだろう。もし今という時間が私たちの生存にとって危機的なものであれば、このことは、より必要になるだろう。2011年9月23~26日のコスミックコンバージェンズは厳粛で簡素なイベントとして、世界中のどこにいる人にとっても、とても深いレベルで統合意識と繋がることになるだろう。
私は、人類にとってこれが最後のチャンスであると感じている。最後の審判(the day of reckoning)はそこまで来ているのだ。統合意識へと向かう極性のシフトへのコミットメントは、これから誕生する新しい世界へのパスポートであるとともに、世界が生き延びるための唯一の望みだろうと感じられる。闇のフィルターは数千年にわたって人類を支配し、そこには解決は得られないのだ。もし人類がこのコミットメントをしないならば、世界が生き延びることは期待できないだろう。このように、私は、このメッセージを広めるためにみなさんに最大限の尽力をお願いしたい。そして、周りの人々にも、統合意識へのシフトに厳粛にコミットするように励ましていただきたい。私たちは、待ち望まれている存在なのだ。そして、それは全て私たち自身にかかっている。私たちが自身の偉大さを求めるのであれば、それは否定の内に見出されるのではなく、また恐れを引き起こすものは排除されなければならない。この創造が地上に現れるにしたがい、私たちがなすことを正視する勇気の中に、偉大さが見出されるのである。第9サイクルは、宇宙レベルでの変化をもたらし、私たちもその中に巻き込まれるが、しかし、それは私たちの魂の奥底からの深く真摯なコミットメントなくしては、起こらないのである。
Carl Johan Calleman
July 31, 2011 (2 Chuen)
First day of the Fifth day of the Ninth wave
コスミックコンバージェンスの詳細について
http://www.calleman.com/content/articles/CosmicConvergenceSeptember23-26.htm