7月9日
福島第一原発の吉田元所長が食道がんで亡くなられました。
ちょうどこのお盆というタイミングにて
旅立たれたこと
心よりご冥福をお祈りいたします。
以下、転記開始
東京(CNN) 2011年3月に起きた東京電力福島第一原子力発電所事故への対応で陣頭指揮をとった吉田昌郎元所長が9日、東京都内の病院で食道がんのため死去した。58歳だった。
事故発生後、同発電所には当時の所長だった吉田氏以下、「フクシマ50」と呼ばれる作業員らがとどまり、命懸けで緊急作業にあたった。
吉田氏は11年末に食道がんの診断を受けていた。東電によれば、放射線被ばくが原因の場合は発症まで通常5~10年かかることから、事故による被ばくが影響した可能性は低いという。
東電の広瀬直己社長は、「所員を束ね、文字通り決死の覚悟で事故対応にあたった」と、吉田氏の功績をたたえた。
吉田氏は11年11月のインタビューで事故直後の時期を振り返り、「死ぬだろうと思ったことが数度あった」と話していた。東電幹部からの指示に反して、原子炉を冷やすための海水注入を継続するとの判断を下した。これが最悪の事態を防いだ可能性もある。
安倍晋三首相は同氏の訃報を受け、「大変な努力をされた。ご冥福をお祈りしたい」と述べた。
以上、転記終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130710-35034522-cnn-int
CNN.co.jp 7月10日(水)17時54分配信
さらに
人柄や思いについてもこのように語られています。
以下、転記開始
東京電力福島第一原子力発電所の元所長で執行役員の吉田昌郎氏が2013年7月9日、食道がんのため、亡くなった。2011年3月11日の東日本大震災の翌日、事故が発生した福島第一原発にあって、現場の収束作業を指揮した、その人だ。
 生前、吉田さんは「原発事故の経験や感じたことを後世に遺さなければならない」とたびたび口にしていたという。
■極限の状況を経験、「記録を遺さなければ」
 亡くなった吉田昌郎さんは58歳。吉田さんの東京工業大学の先輩で、東電・福島第一原子力発電所長、常務取締役を歴任した東京工業大学の二見常夫特任教授は、吉田さんが2012年3月に食道がんの手術のために入院する前、「体調が回復したら、会いましょう」とメールのやり取りをしたのが最後となった。
 退院後もしばらく、抗がん剤を投与。その夏、吉田さんは脳出血で倒れ自宅療養していた。「約束が、果たせなかった」と、二見教授は悔しがる。
 そんな二見教授に、吉田さんはメールで「原発事故の経験や感じたことを、本として記録して遺したい」と伝えていた。「そのことを最初に知ったのは昨年(12年)の正月ですね」と明かす。
 二見教授は、「(原発事故という)極限の経験を、自分として後世に遺すことが社会の財産となり、将来の役に立つ、と書かれていました。(そこに考えが至ったのは)彼であれば、ごく自然なことだと思います」と、推察する。
 吉田さん自身、11年11月には「福島県の地元の皆さんにご迷惑かけたということ、これはこの事故が起きてから忘れたことはありません」と語っており、執筆した回顧録の印税を「福島の被災者のため」に寄付することも考えていたようだ。すでにどこかの出版社が、そうした「本人による回顧録」の編集作業を進めているかなどは、いまのところ明らかにされていない。
 二見教授は、「命を賭して、リーダーシップを発揮し、また現場経験を生かして対応にあたってくれたことは本当によくやってくれたと思っています。あの大惨事の、厳しい状況で、現場にいた消防や社員らの協力を得られたのは、彼が所長だったから成し遂げられたことといえます」と、思いやった。
以上、転記終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130711-00000006-jct-bus_all
J-CASTニュース 7月11日(木)19時15分配信
原発事故に真剣に向き合い
最後まで何とか最悪の事態を阻止できるよう
尽力した吉田元所長。
20110311
あの時
だれもが見守る中
福島で起きた悲惨な事故を
一生忘れないことでしょう。
いまだに事故後の収束がつかめないという
非常に危険な事態の中
吉田元所長はどう思っていたのでしょう。
当時の報道やマスコミの内容は
東電や官邸とのやり取りを取り上げるけれども
どの面からみても
東電も官邸も擁護しているようにしか映りません。
当時、
地震と津波で原発が事故を起こすことを
誰が予測できたでしょうか?
たとえ、予感はあったとしても
そのような最悪の事故がこの日本で起きるとは
とうてい思えませんでした。
誰もが想定外だったのです。
震災で自動停止した原発もあれば
福島では想定外のレベル7という原発事故を
引き起こされてしまったのです。
ちなみに
東日本大震災や原発事故は
偶然に発生したものでないことはまぎれもない事実です。
私は以前からこのブログの中で
ある陰謀の元に行われているということを書いてきましたが
震災や原発事故をきっかけに
その意味を知れば知るほど
大きな支配層からの抑止を感じることがあります。
世の中を動かしているのは
いわゆる影の大きな支配層であり
その力は計り知れない部分にまで及んでいるのです。
一斉にみずほ銀行が取引停止になったことも
ありとあらゆる交通機関がマヒして動けず
食料は足りずに
電力不足で停電になり
困るのは私たち民間人のみです。
逃げることもできず
正しい情報を与えられずに
道をふさがれ
ただその場に立ち止まることしかできないのです。
いまや、ミサイルが撃ち込まれるような戦争よりも
よっぽど恐ろしい事態を私たちは体験したのです。
もっとも安全であるはずの原発は
最強で最悪の危機をもたらすような装置であることを
この日をさかいに私たちは身をもって知りました。
そして何より恐ろしいのは
人民の危機を守るためにあるべき組織は
そのために働いていないということです。
今も同じく
すべてが覆され
心細い中
いったい誰を信じてどの道を行けばよいのか
わからないという状態だということです。
誰もが一番心配していること
それは
事故が誰のせいで起きたのか?ということではなく
どうすれば
最悪の事態を回避できて
どうすれば
一番安全な方法で人々が助かるのか?ということです。
吉田元所長は亡くなられた今も
福島第一原子力発電所に留まっています。
彼の魂は
そのことを望んでいるのです。
ここで亡くなっていった人々
惨事を一生懸命尽力した人々
そのことを思うといたたまれないともおっしゃっていて
一人だけ天国や極楽浄土へ行くようなことはできないとも言っています。
見守りたいという気持ちが強く
そして彼が今思っていること
それは
「心からの平和を取り戻したい」ということなのです。
自分の家族の心配もおっしゃっていて
残された者たち
先に旅立たれてしまった思いということも
悲しく思っているようです。
ろうそくの炎は灯になりえるし
火事という惨事も起こし得ます。
原発
その扱い方はすでに神の手にゆだねられるべき
とも思っていらっしゃるようです。
何かを行うことで今の状態が良くなるのなら
そのためにサポートしたいともおっしゃていて
青ざめた顔色で
力のない笑顔を浮かべているような感じです。
本人はとても疲れ切っていて
その思いだけが強くとても印象的です。
亡くなられるときに
苦しまれて逝かれたのかなとも拝見できます。
みたままつりという儀式を
このお盆中にさせていただいているので
ぜひ、彼の魂と
この原発事故で力尽きて旅立たれた方々の魂もともに
浄化しお祈りさせていただきたいと思います。
実は亡くなられた方というのは
49日はまだこちらの世界に残っていらっしゃるので
鎮魂のための祈りというのは
とても効果的です。
この対話をブログに載せることも
何か魂の浄化につながればと思います。
さて
最後に原発事故とスピリチュアルな関係ですが・・・
光が強ければ
闇はより濃く影を落とします。
困難
障害というのは
何かを成し遂げた時に
ステップとなり
成長への道筋になりえる貴重な資産です。
最悪な出来事は
それを乗り越えた時
最高の贈り物へと変化します。
変化をもたらし
そして
生まれ変わるのです。
アトランティスでの力の誤用
レムリアでの起きた崩壊も
実は
ずべて最悪の事故でした。
その時、彼らは
滅びという選択をしたことで
次の世代へ向けてのメッセージとなり
新時代へのエールとなったはずです。
私たちにゆだねられているのは
新たな時代をどのように生きるのか?ということです。
20110311
巨大地震に襲われ
大津波が起き
原発事故で最大の危険が迫ったとき
誰もが力を合わせ助け合い
助かる道を一生懸命考え
皆が真剣に祈りました。
無くしたものは数多くあります。
でも
そこから得たことは計り知れないほどにあります。
目の前にある小さな幸せが
いつでもあるとは限らず
そして
気が付かないほどの平和という世界を
改めて
理解することができました。
感謝ということが
どれほどに尊いのか
生きるための意味を
掘り下げるきっかけにもなりました。
原発事故を
最高の贈り物にするためには
私たちの心の中にある
「ありかた」について
もう一度考え直すことが必要なのではないかと思います。
原発はプロメテウスの火といわれます。
プロメテウスは
人間のために神の扱っている火を与えてくれる神ですが
いつしか、火を使って争いを起こし
人間が過ちを起こしたことでゼウスは怒り
プロメテウスに拷問を課します。
この神話には何か深い意味を感じます。
プロメテウスはいつしか人間が過ちを犯すことを知っていて
そのことでより一層真理を深めることを望んだのではと思います。
人が間違いを犯すこと
それは
これから先も無くなることはありません。
原発という
プロメテウスの火はきっと無くなることはなく
いつでもあり続けるのです。
原発が停止することでなくなるわけではないということです。
エネルギーに変えることもできれば
核ミサイルに変えることもできます。
プロメテウスはきっと
すべてを知っていて勇気をもって
その大いなる知恵の実を人間に与えてくれたのでしょう。
プロメテウスが幸せを願い
人間は
最高の贈り物として受け取ることが出来たので
クリーンエネルギーとして利用することが出来たのです。
過ちから
最悪の原発事故として危機にさらされて
私たちは見守ることしかできず
ただ祈ることでしか受け止められませんでした。
手放すことはできないのです。
その過ちを赦すこと
そして
新たな道を模索することでしか
現在は変えられません。
今の技術では不可能かもしれないけれど
いつの日か
汚染された土壌、水
すべてを浄化できることだって可能なはずです。
私が視ている未来の福島の海は
イルカやクジラが遊びに来ていて
美しい緑や海洋博物館のような建物がある様子なのです。
震災直後に
パラレルアースのリーディングでそのヴィジョンを視たとき
びっくりしましたが
これはある意味、近未来のヴィジョンだとわかりました。
プロメテウスは
いつでも人間の未来の幸せを祈っているのです。
最高の贈り物をして受け取るために
ぜひ
ハートを開き
希望や愛で心を満たしましょう。
現在が変われば
未来は変わります。
その一歩は
ぜひ
この瞬間に
あなたから始めてみてください。
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