昨年、20年ぶりに行われた神宮式年遷宮ですが
第62回式年遷宮は
実はまだまだ続いていることをご存知でしょうか?
●神宮式年遷宮とは
神宮式年遷宮は、神宮(伊勢神宮)において行われる式年遷宮(定期的に行われる遷宮)である。
神宮では、原則として20年ごとに、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿、
14の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷す。
このとき、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計65棟の殿舎のほか、装束・神宝、宇治橋なども造り替えられる。
●遷御(せんぎょ)について
※内宮:1993年(平成5年)10月2日 / 2013年(平成25年)10月2日
外宮:1993年(平成5年)10月5日 / 2013年(平成25年)10月5日
荒祭宮:1993年(平成5年)10月10日 / 2013年(平成25年)10月10日、
多賀宮:1993年(平成5年)10月13日 / 2013年(平成25年)10月13日、
月読宮・月読荒御魂宮:1994年(平成6年)10月6日 / 2014年10月、
伊佐奈岐宮・伊佐奈弥宮:1994年(平成6年)10月10日 / 2014年10月、
瀧原宮・瀧原竝宮:1994年(平成6年)10月28日 / 2014年10月、
伊雑宮:1994年(平成6年)11月5日 / 2014年11月、
風日祈宮:1994年(平成6年)11月9日 / 2014年11月、
倭姫宮:1994年(平成6年)11月15日 / 2014年11月、
土宮:1994年(平成6年)11月19日 / 2014年11月、
月夜見宮:1994年(平成6年)12月4日 / 2014年12月、
風宮:1994年(平成6年)12月10日 / 2014年12月
御神体を旧殿から新殿へ遷す儀式。
●別宮以下の遷御について
内宮と外宮の両正宮の遷御の後に、神宮の14別宮が順次遷御を行う。
第62回(2013年)の式年遷宮では、内宮第1位の別宮・荒祭宮で10月10日午後8時に、
外宮第1位の別宮・多賀宮で10月13日に遷御が執行された。
残る12社は2014年(平成26年)に遷御が行われる予定である。
摂社や末社は20年に1度の式年遷宮の対象にはならないが、
建て替え・修繕の際に遷御の儀が行われる。
例えば、内宮摂社の宇治山田神社では1933年(昭和8年)の建て替えの後、
1959年(昭和34年)に大修繕を行ったので、27年目に遷御を行い、
外宮摂社の高河原神社では1938年(昭和13年)に建て替えた後に1957年(昭和32年)に大修繕を行ったので、
20年目に遷御を行った。
所管社は、興玉神・宮比神・屋乃波比伎神のように20年に1度の式年遷宮に合わせて鎮座地が移動する神社もあれば、
社殿のない四至神のように移動しない神社もある。
12の社が今年続々と遷御されていくことでしょう。
今年に入りこのようなニュースもありました。
以下、転記開始
「今度は伊勢神宮別宮でも式年遷宮-雨の「月読宮」で立柱祭と上棟祭」
伊勢神宮別宮「月読宮(つきよみぐう・つきよみのみや)」(伊勢市中村町)と
「月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)」で1月8日、一連の式年遷宮の儀式「立柱祭」と「上棟祭」が行われた。
昨年の10月2日と5日に伊勢神宮の内宮(ないくう)と外宮(げくう)の正殿、
同10日と13日に内宮別宮の「荒祭宮(あらまつりのみや)」と外宮別宮「多賀宮(たかのみや)」で
それぞれ神様の引っ越し「遷御(せんぎょ)」が行われ、
伊勢神宮の式年遷宮が全て終わったように思われているが、実はまだまだ続いている。
伊勢神宮125社の12別宮、109の摂社・末社・所管社の式年遷宮がこれから本格的に始まる。
今年から、12の別宮で、「立柱祭」と「上棟祭」、「檐付祭(のきつけさい)」と「甍祭(いらかさい)」が順次行われる。
日時は天皇陛下によって決められる。
立柱祭は、正殿を支える御柱(みはしら)を立てる祭典で
大宮柱がいつまでも揺るぐことのないよう建築の神様「屋船大神(やふねのおおかみ)」にお祈りした後、
正殿を支える御柱を小工(こだくみ)と呼ばれる宮大工が、木づちで打ち固める祭典。
上棟祭は、一般的に「棟上げ」「棟上げ式」と同じ趣旨で、
屋根の一番高いところの棟木(むなぎ)を組み終わる時に「棟や梁(はり)が緩まないように、動かないように」と
祈願する祭典で、神職らが棟木から垂らされた2本の白い布綱に手をかけ、
小工が屋根の上から「千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、
曳々億棟(えいえいおくとう)」と唱え小づちで棟木を3度打ち固める。
伊勢神宮内宮が太陽の神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭るのに対して同宮は、
天照大御神の弟神にあたる月の神様「月読尊」を祭る。
一般的に伊勢神宮の遷宮は右から左もしくは左から右に移動するが、同宮では前後(南北)に行われる珍しい遷宮になる。
この日は雨が降る中、粛々と両宮で2つの祭典が行われた。
2月1日に檐付祭、3月20日に甍祭が両宮で行われる。
以上、転記終了
伊勢志摩経済新聞
2014年01月09日配信
http://iseshima.keizai.biz/headline/1929/
ちょうど3月25日には
20年ぶりに「剣璽動座(けんじどうざ)」もなされましたね。
剣璽とは剣は「草薙剣」、勾玉は「八坂瓊曲玉」であり
三種の神器である
鏡は「八咫鏡」(やたのかがみ)、剣は「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)、
勾玉は「八坂瓊曲玉」(やさかにのまがたま)のことをいいます。
それぞれ、レプリカが皇居にありそれを携えて参拝するということなのですが
これにはとても意味があると思います。
鏡は伊勢神宮に奉安されているのですが
天皇が剣璽を携えて親拝するということは
天皇=鏡と剣璽が一つになり、
エネルギーを発動し
真新しい社へ息吹を吹き込むということになります。
3月21日に春分の日を迎え
春の新しいスタートへと向かっているその中で
21世紀
日本という国が全く新しい時代へと動き始める
そんな風に感じました。
現天皇は125代目です。
二千年以上の歴史ということなのです。
今、画面を通して観ている遷宮は
その昔、
千年前も全く同じことが行われていたということなのです。
すごいですね!
その長い歴史のなかで
日本という国が変化を迎えたとしても
古来伝わってきたものはすぐに打ち崩されることはなく
今までよりももっと新しい何かがスタートしていくのではないでしょうか?
内宮と外宮の遷宮はとてもスケールが大きく
話題にもなりましたが
その他の別宮の遷宮もまた
目に見えないような大きな部分を動かしていきます。
ぜひ今後もご注目してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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