亀卜(きぼく)占い♡

運命の輪を回すコンサルタント
真善美(ますみ)です^^

今日13日に皇居の宮中三殿の神殿で
天皇陛下の即位に関する儀式
「斎田点定の儀」が行われます。

目次

「斎田点定の儀」とは

亀の甲羅を火にあぶり
そのひびの入り具合をみて
大嘗祭に納める米の産地を
占う宮中行事です。

この儀式では、
亀の甲羅をあぶってひびの入り具合で
物事を定める「亀卜」という宮中に伝わる占いが行われ、
ことし秋の「大嘗祭」で使う米を収穫する地方が選ばれます。
宮内庁は儀式を前に、「亀卜」で使う道具の映像を公開しました。

このうち、湾曲した五角形のものはアオウミガメの甲羅で、
特別に捕獲が認められている小笠原諸島から調達され、
縦24センチ余り、横15センチ余り、厚さおよそ1ミリに加工されています。
このほか、甲羅をあぶるための火を起こす「火鑽具」や、
火をたく「火炉」、
それに、燃料の「波波迦木」というウワミズザクラの小枝なども公開されました。

宮内庁は、「亀卜」の結果を受けて、
米を収穫する「悠紀」地方と「主基」地方という2つの地方を選ぶことにしています。
「悠紀」地方は、新潟県、長野県、
それに静岡県から東にある18都道県から、
「主基」地方は、これらを除いた西の29府県から選ばれるということです。

諏訪神社でも
古くから筒かゆ神事のように
その年の作物の出来を占う行事がありますが
この「斎田点定の儀」は
一世一代の大嘗祭のためのご神事。

そのための道具を
メディアに発表されたということは
驚くべきことです。

なにしろ
秘伝とされているものですから^^;

時代の変化?
そのように感じますね^^;

「斎田点定の儀」はどんな方法で行うのか?

古くは
古墳時代に
鹿の骨を焼いて吉凶を占う方法
鹿卜(ろくぼく)があり
「太占(ふとまに)」といいました。

そののち
ウミガメの甲羅を用いて占う
亀卜(きぼく)が主流になります。

亀の甲羅を火であぶりながら焼くと
考えられてきましたが
実は違っていて
ハハカの木を押し当てて
その焼きの入り具合で占うのでは?と考えられています。

ただし
占いの方法は
古来から口伝とされ
卜部(うらべ)という神官
つまり陰陽師が執り行うこととなっています。
なので
実際にはどのようにして
おこなわれているのかは
本当にわからないのです^^;

ただし
わかるのは
「太占(ふとまに)」の図を
実際に使うのかもしれないこと。

「太占(ふとまに)」の図とは
こんな感じです。

アワ文字
つまり
神代文字で描かれている
天と地を結ぶ図形になっています。

そして
祭事の時の
「太占(ふとまに)」の際
太祝詞(ふとのりと)を読み上げること。

太祝詞(ふとのりと)とは
「トオカミエミタメ」という
非常に言霊の力が強い祝詞です。

産地の選定には
今年の豊作不作も関わってくるので
産地の選定で
米の収穫量もおのずとわかるわけですね^^

個人的には
長野県になるといいなーと思いますが
結果がとても楽しみです^^

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