「御柱祭り」の行われている諏訪大社に行ってきました^^
「御柱祭り」とは
長野県の諏訪大社の社殿の四隅にある
もみの大木を建て替えるお祭りです。
七年目の寅と申の年に行われていて
歴史を紐解くと
平安時代ころから始まって
1200年以上も続いているとのこと。
山から伐採された
長さ17m、直径1mあまり、重さ10トンを超える
16本のもみの大木が
氏子ふくむ21万人もの人力だけで
約二ヶ月ほどの時間をかけて
諏訪大社各四社まで曳き
社殿を囲むように四隅に建てられ
神のやしろ「御柱」となるのです。
この”木落とし”では
今までもたくさんの方が木の下敷きになったり
事故で命を落として
神への捧げ者となりました。
今年も二名の方がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
「御柱祭り」の行われる
「諏訪大社」は全国に1万以上の分社があるといわれています。
諏訪の本社は
上社、下社に分かれ
諏訪市に「上社本宮」
茅野市に「上社前宮」
下諏訪町に「下社春宮、下社秋宮」と
いずれも諏訪湖を取り囲むようにしてあります。
ご祭神は
建御名方神
八坂刀売神
ですが、
元々のご祭神は「諏訪明神」となります。
正体は「龍」または「蛇」であるとされ
ミジャクチ信仰の発端ともされ
大変”謎”の多い神さまであるようです。
このあたりの謎解きはまたのちほど・・・^^;
明治の初めまでは”生き神””大祝”がいて
”神”のよりしろとして男の子が選ばれてきました。
中世では神官たちともに、政治権力を握っていたようです。
ちなみに
この地方に信仰が築かれたのは
縄文時代までさかのぼり
元は巨木、巨石信仰などの自然信仰から発生し
出雲系権力が大和朝廷から逃げてこの地に居つき
権力を握っていったことで
信仰が定着したのではないかと思います。
このあたりも
深い話になりますのでまた後ほど・・・^^;
さて
下諏訪に到着して
まず向かったのは「諏訪大社 下社”秋宮”」
向かう途中の
お店のシャッターには
御柱祭りの模様が描かれています。
お店の入り口に「足湯」の文字が!
ここで一休み^^
旅の疲れを癒すのにももってこいの
この「足湯」
もちろん、無料です!!!
それは
諏訪湖の下には”フォッサマグナ”という断層が通っており
温泉がいたるところから出ていて
無料で汲めるようになっているのです^^
この日も
たくさんの方がこの足湯目当てにいらしていました。
↑りっぱな古柱
↑ポスターも圧巻
秋宮に到着!
入り口の太い注連縄に注目です!!!
出雲系の証ですねー^^
↑すごいエネルギーの御柱
↑数々の末社や摂社
↑お稲荷さま
↑君が代の歌詞に出てくる”さざれ石”
↑神湯
↑根入杉
↑池