●土用(どよう)とは・・・
土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。
1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。
俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。
各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。
五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。
残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。
最終日は四立の前日、つまり節分である。
ただし、平気法と定気法で四立が少し変わるのに応じ節分も変わる。
節気の期間としては四立の1つ前の、穀雨・大暑・霜降・大寒に含まれる。
開始日(土用の入り)の定義は平気と定気で異なるが、
それぞれ節気と同様に、平気法では冬至からの経過日で、定気法では太陽黄経で定められている。
★平気法によると
四立(冬至の約136.97日・228.28日・319.59日・45.66日後)の18日前が土用の入りである。
つまり、土用の期間は毎回18日である。
★定気法によると
四立(太陽黄経45度・135度・225度・315度)の18度前、
つまり、27度・117度・207度・297度となる日が土用の入りである。
日本の国立天文台では、暦要項の雑節(理科年表にも掲載されている)で、定気法での各土用の入りの日時を発表している。
四季を通じて平均すると、土用の期間は18.26日(=18°/360°×1年)となる。
ただし地球が楕円軌道であるため季節により±3%(軌道離心率×2)程度の変動があり、
春夏秋冬の順に18.49日・18.82日・18.02日・17.71日となる。
つまり、土用の期間は17日~19日に変化し、比率は表のとおりである。
夏の土用は18日よりも19日のことが多く、冬の土用は17日にもなる。
★2015年の土用は・・・
冬土用:1月17日~2月3日 (太陽黄径297度)
春土用:4月17日~5月5日 (太陽黄径27度)
夏土用:7月20日~8月7日 (太陽黄径117度)
秋土用:10月21日~11月7日 (太陽黄径207度)
(転記http://koyomigyouji.com/zatsusetsu-doyou.htm)
●土用の間日(まび)
土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の土を犯す作業や殺生が忌まれた。
ただし、土用に入る前に着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。
また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。
土用は、土公神という土の神が支配する期間とされたため、動土、穴掘りなどが忌み嫌われていた。
しかし、一般の仕事に支障が出るために、間日が設けられる。
この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので、地上にはいなくなるという。
冬土用の間日:寅・卯・巳の日
 ※2015年は1月17日・26日・27日・29日
春土用の間日:巳・午・酉の日
 ※2015年は4月23日・24日・27日・5月5日
夏土用の間日:卯・辰・申の日
 ※2015年は7月26日・27日・31日、8月7日
秋土用の間日:未・酉・亥の日
 ※2015年は10月22日・24日・26日、11月3日・5日・7日
(転記http://koyomigyouji.com/zatsusetsu-doyou.htm)
実は、土用の丑の日にちなんで
四季折々の食べ物があるようです。
・冬の土用の丑の日
「未の日」に「ひ」のつく食べ物(または赤い食べ物)
・春の土用の丑の日
「戌の日」に「い」のつく食べ物(または白い食べ物)
・夏の土用の丑の日
「丑の日」で「う」のつく食べ物(または黒い食べ物)
・秋の土用の丑の日
「辰の日」に「た」のつく食べ物(または青い食べ物)
上記の通り、夏の土用の丑の日は「う」の食べ物または黒い食べ物と
表記している通り、黒いうなぎはピッタリなんですね。
転記

土用丑の日2014年はいつ?春夏秋冬で食べるものが違うとは?


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