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中社の鳥居
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中社のお社
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中社裏手の滝
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大きな杉の御神木
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長い石段
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お世話になった宿
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かやぶき屋根が雰囲気あります
さて
一路、戸隠に・・・・。
実は、戸隠神社でも
七年に一度の「戸隠神社式年大祭」があります。
奥社ご祭神の相殿に奉られていた中社、宝光社のご祭神が
七年に一度奥社に渡御・ご奉告される儀式です。
このご開帳の時期にこのような儀式があるのは
偶然ではないのではないかなと思っています。
残念ながら
私が行った日は「戸隠神社式年大祭」の前の日になってしまい
見ることは出来ませんでしたが
ぜひ機会あればみてみたいなーと思っています。
さてさて
戸隠神社・中社に近い宿坊に泊まることに・・・。
もう、バケツをひっくり返したような
すごい土砂降り・・・。
時間があればぜひ中社をお参りしようと思ったのですが
断念。
宿でお風呂につかり、お食事してのんびりしよう。
4月でも長野、特に北西部は雪が深い地域なので
お部屋にはコタツが設けられていて
足元もぬくぬく^^
ここには本当にたくさんの雰囲気のある宿坊があって
古くから参拝客が訪れていたのだなーと感心しました。
ここの宿坊も
わらぶき屋根のとても雰囲気のある宿でした^^
暖かいおもてなしをうけて感動^^
またいずれ訪れたいなーと思いました!
ちなみに
戸隠は
天台密教や真言密教と神道とが習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光寺として
全国にその名を知られ、修験道場戸隠十三谷三千坊として
比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と呼ばれるほど多くの修験者や参詣者を集め
山麓の善光寺とも関連を強め、参詣者は一度に両寺を共に参詣することが多く
このためもあり
たくさんの宿坊がこの地域に根付いているようです。
ちなみに
戸隠神社は以下の社からなっています。
宝光社(ほうこうしゃ)
火之御子社(ひのみこしゃ、日之御子社とも書く)
中社(ちゅうしゃ)
九頭龍社(くずりゅうしゃ)
奥社(おくしゃ)
まず始めに訪れたのは
中社(ちゅうしゃ)
現在の祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、
天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を創案し、
岩戸を開くきっかけを作ったとされる神。知恵の神ともされる。
境内周辺には樹齢約900年の三本杉があり天然記念物に指定されている。
ここには大変りっぱな杉の木があって
雰囲気も荘厳という言葉がぴったり。
そして
広い神楽の舞台もあり
全国からご奉納の舞を舞うために
たくさんの方が
いらしているとのこと。
お社の裏手に滝が流れていて
身も引き締まる
とても清らかな気配
たくさんの精霊たちと
神様の集う場所・・・。


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雪の残る道
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奥社の鳥居
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赤い隋神門
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杉並木
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道行く人
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雪に埋もれた奥社の鳥居
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シャンバラの入り口が見えたのだが・・・・
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奥社のお社
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天岩戸
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雪よけに埋もれた九頭龍社
ここのお参りをすませて
いざ、奥社(おくしゃ)へ
ご祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)で
日本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、
無双の神力をもって、天の岩戸をお開きになった神さまで
戸隠山の麓に奉斎しています。
開運、心願成就、五穀豊熟などのご利益があるといわれています。
参道は約半里(2キロ)、中程には萱葺きの赤い随神門があり、
その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。
結局このとき
バスの時刻がずれ、かなり遅れているようなので
2キロぐらいを
歩いて移動することに。
人間なんとかすればなんとかなるのです!
最初は歩くなんて絶対に無理!と思っていたのですが
歩いていると
だんだん楽しくなり
頭の片隅から「走るのじゃ!」という
おじいさんの声までしてきて
いつのまにか”走って”ました^^
※おじいさんはこのときまではどなたかわからなかったのですが
宮崎で名前もわかりました♪
それがぜんぜん走れるのです!
それはもう爽快^^
これって
実は、鞍馬山を登ったときもそうだったのですが
どこからか声がしてきて
ふっと体が軽くなり
走ったり、歩いたりできちゃうんです^^
どうやらスピリットのおかげらしいのですが
つまりは”天狗”さんの力かな??!
思いのほか早くつき
まだ雪の残る道をてくてく歩いていると
大きな門にさしかかりました。
この向こうは杉林。
ここから奥社の参道です。
これがまた大変!
4月はまだまだ雪が残っていて
足元がすべるし
ずぼっとなかに入っちゃうしで
なかなか歩けない!
しかも、けっこうな急斜面!
おそらく一時間くらいかかり
ようやく奥社、九頭龍社へ。
ちなみに
九頭龍社は
九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)をお祀りしていて
天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎され、
心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、
また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神として尊信されています。
※箱根の九頭龍さまと関係があるかどうかは不明です^^;
奥社はなんとか雪かきされていて
表が見えていましたが
九頭龍社はもうすっかり雪の中。
岩戸が見れたのはけっこう感激しました!
お参りすると
向こうの山の所になんだか扉のようなものが。
あれ?
なんであんなところに??!

とりあえず写真をとったのですが
何も写っていない!
って何?
と思ったところで
もしかして
シャンバラ?!
ここは修験道だし
あの扉の向こうがシャンバラでもありうる???!!!
そう
ここ戸隠山は修験道として篭られた方がたくさんいらしたところ。
そんなところなら
なおさらだよね。
初のシャンバラ体験をし
帰り道にふと気がついたことが・・・
戸隠行きのバスの中で
子供たちがクマよけのベルをつけていたことを!
つまり、雪深いということは
クマの出没も大いに有りということ!!!
独り言の多い私には
きっとクマさんも驚いて避けて行きそうだしね^^
大丈夫かも^^
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鏡池
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火之御子社
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火之御子社の裏の祠

宝光社の入り口
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宝光社の鳥居
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宝光社の鳥居
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宝光社
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美味しい蕎麦掻
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奥にはりっぱな神棚が・・・
奥社を後にし
向かうは火之御子社(ひのみこしゃ)へ・・・
勢いにまかせ
下りの坂道なので
せっかくだからバスを使わずに
3〜4キロほどてくてく歩くことに。
さすがに疲れました^^;
道すがらに
池や絶景スポットを
さきほどのおじいさんスピリットに案内され
けっこうよかったですよ^^
中社を通り過ぎ
そんなこんなで
火之御子社(ひのみこしゃ)へ到着。
火之御子社(ひのみこしゃ)は
天鈿女命(あめのうずめのみこと)主祭神で
他に三柱の神様をお祀りしていて
戸隠神社太々御神楽は、
この神社に仕えていた社人によって
古来より伝えられ現在に至っております。
舞楽芸能の神、縁結の神、火防の神として尊崇されております。
かわいらしい
お宮の雰囲気はやはり天鈿女命にぴったり^^
裏手には木の祠があり
そこではとてもパワフルなエネルギーを感じました。
火之御子社(ひのみこしゃ)から少し下ったところに
宝光社(ほうこうしゃ)があります。
宝光社(ほうこうしゃ)は
天表春命(あめのうわはるのみこと)をお祀りしていて
杉の古木の中、270余段の石段を登ると
神仏習合時代の面影を残す荘厳な社殿があり、
その荘厳さは多くの信者の尊信を集めています。
祭神は中社祭神の御子神様で、
開拓学問技芸裁縫の神・安産の神・婦女子の神・子供の神として
御神徳があるといわれています。
ここの雰囲気は今までとまったく違い
とても重い感じ。
どちらかというとやはりお寺にちかい感じ。
帰りにさすがに小腹がへったので
蕎麦掻をいただいて
そのお部屋の私が座ったまん前に神棚があったのが
とてもびっくりしました!
戸隠はなんだか気持ちがとてもすっきりして
またいずれ訪れたい場所になりました^^